隠れ脳卒中

「隠れ脳卒中」でありませんか?

「隠れ脳卒中」とは、とても小さな血管の破れや詰まりのことです。そのため自覚症状がほとんどありません。実は私たちのなかにも「隠れ脳卒中」ともいえる人たちがたくさんいます。自分は大丈夫と思っていても、検査を受けると小さな梗塞(こうそく)がある人は意外と多いのです。隠れ脳卒中はどんどん梗塞(こうそく)の数が増え、脳のあちこちに多くみられるようになり、ついには本格的な脳卒中となります。次に挙げるものは、すべて脳卒中を引き起こしうるリスクとなっています。

高血圧

脳卒中の最大のリスクです。男女とも血圧値が高くなるほど、発症率が急激に高くなっています。血圧値と脳出血発症率との関係はさらに密接になってきます。



糖尿病


糖尿病の人は健康な人よりも脳卒中の発症率が高いこともわかっています。糖尿病は動脈硬化の原因の一つであり、また血液が細くし、詰まりやすくなるからです。

高脂血症

コレステロール、特に悪玉といわれるLDLコレステロールの高い人、善玉といわれるHDLコレステロールの低い人は、動脈硬化を起こしやすく、脳梗塞のリスクにもなります。



心疾患(不整脈など)


心疾患、特に不整脈の一種である心房細動を持っている人は、心臓内で血が固まりやすく、これが心原性脳塞栓症の原因となります。65歳以上の高齢者の5~10%が心房細動を持っています。心房細動は、ほとんど自覚症状がないので、放置されていることも少なくありません。

生活習慣、その他



病気ではありませんが、肥満、運動不足、喫煙、多量飲酒(1日1合以上)、過労・ストレスの蓄積といった生活習慣の問題は、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などを引き起こし、また脱水や不整脈なども誘発します。

このほか、遺伝的な体質、加齢なども脳卒中のリスクとされています。